品質向上のための取り組み

物流現場の品質・安全・生産性向上を目指し
専門組織を通じて徹底した従業員教育を展開

５Ｓ活動を現場づくりの基本に

お客様にご満足いただける物流サービスを提供し続けていくため、当社では支店や営業所といった物流現場における品質管理や安全管理の徹底に努めています。2022年10月には、専門組織として「品質管理室」を発足。全国各地の支店・営業所が日々展開している各種取り組みを定期的にチェック・改善指導していくとともに、教育・訓練に力を注いでいくことで、全社的なレベルアップを図っています。

常に高い品質を維持し、事故を発生させず、高い作業生産性を実現する物流現場づくりに欠かせない取り組みの１つが「５Ｓ活動」（整理・整頓・清掃・清潔・しつけ）です。改めて“現場づくりの基本”に立ち返ることを重視し、当社では近年、この５Ｓ活動に力を注いでいます。物流拠点の作業エリアごとに小集団（チーム）を結成。スタッフが一体となって、かつ自発的に、問題箇所の洗い出し、改善プランの立案、実行、効果確認などを繰り返していくことで、理想的な現場環境づくりを進めています。

充実した教育・訓練プログラム

教育・訓練活動も強化しています。現場作業に従事する一般従業員のみならず、管理職クラスも対象にした教育プログラムを用意。業務の空き時間など自由な時間に学習できるe-ラーニングの仕組みを活用し、全従業員が品質管理や安全管理についての基礎知識や応用知識を学習できる環境を整えています。

品質や安全の管理レベル向上のための活動を、それぞれの物流現場に任せっきりにしているため、拠点ごとにサービスの品質にムラが生じてしまっているケースも少なくありません。これに対して、当社では統括する部門が各現場での取り組みをきちんとチェックする体制を構築することで、お客様が全国どこの支店・営業所でも高品質な物流サービスをご利用いただけるようにしています。